2013-01-01から1年間の記事一覧

記憶の喪失 或いは

墓参を終え、青山一丁目で降りる。 父がそばの病院に入院していた頃は毎日通ったが、この駅で降りるのは何年ぶりだろうか。 確か六本木ヒルズがオープンした頃だ。 青山霊園よりの一角には戦後の引揚者住宅の名残があったが、今ではどこだったか判らなくなっ…

遠い場所

そして 離れた  場所

思わず 口から漏れた言葉 何処が? そして私は 離れた場所にいる 私が いる場所は 離れている何処から?

広野 浅見川河口 2011/11/05 2013/08/24

2011/10/30 2012/09/08 2013/08/24

37°8'35" N 140°59'54" E

米田知子 「暗なきところで逢えば」

米田友子「暗なきところで逢えば」 http://syabi.com/upload/2/2001/yoneda.pdf 原美術館で2008年に行って以来の纏まった展示。9つのゾーンに分かれている。それぞれのゾーンは独立し暗い廊下を巡りながら独房を覗くような趣。「Scene」「見えるものと見え…

村の墓地

一つの敷地に二つの立派な墓碑があると 大概、片方は戦没者の墓碑だ。没年は若い。駅に戻ると海開きの今日、アニメで町興しの最中だった。戦車を操る少女港には護衛艦に10式戦車と儀仗隊が来ていたそうだ。

野菊の岸辺 

土に埋めれば良いのです水に流せば良いのです掃きだし 掬い 集めて 纏めて袋に詰め庭に埋めれば良いのですそうすれば 目の前には 元のとおりの 変わりなき 終わりなき 庭の隅の 湿った其処に穴を掘り 土を掘り さらに深くそして押し固め 踏み固め二度と這い…

「あまちゃん」を観ない訳 やがて来るその日と来なかった明日

元々NHKの朝ドラは時間の関係もあるし習慣的に観る事はないのだけれど 今、放送中のあまちゃんは殆ど観ていない。 観ていないのだから、良いとか悪いとかつまらないとか面白いとか論評する術もない。ただ、時々再放送でチラリと見たり、NHKの番宣を見…

曳舟

懐が深いイナバ物置

サイタサイタ サクラガサイタ

チッタチッタ サクラガチッタ

37°28'31" N 141°2'6" E

ピアノは未だ音が出た。

さいたま

さいたま 

栗橋

栗橋

栗橋

栗橋

 晴天

37°41'42" N 140°41'58" E37°41'31" N 140°41'11" E37°41'33" N 140°40'33" E

スキゾ VS 亀

その場所で意味は解体されたのではなくむしろそこで意味が生成するなどと言うのは、 予定調和の ありきたりでおざなりの 戯言でしかないのだ と述べる事も また 同じ身振りにしか過ぎないのだろう 合わせ鏡に悪魔が逃げる

曇天の日曜日

福島市松川町 松川工業団地第二応急仮設住宅

あるザラザラとした

東日本大震災復興支援「つくることが生きること」東京展 秋葉原3331 畠山直哉さんと宮本隆司さんのスライドショー。昨年も畠山直哉さんの気仙川は上映されていたが、 今年は一室を向かい合わせに二つに区切りそれぞれのスクリーンに震災前、震災後の光景を投…

嗚呼堂々の日本晴れ

震災以来CH-47やUH-60やUH-1が規定ギリギリの低空で都内を飛ぶのが珍しくなくなった。 チヌークは午前午後のほぼ定期便になっている。 殆ど識別記号なしの米軍のUH-60も見かける。 とは言うものの、我が家の上空に攻撃ヘリの編隊飛行を見るとは。 サラエヴォ…

SIGN of・・・・

「写真」と「言葉」に関して、周囲でいくつか小さなさざ波が立った。 主に作家側からの懐疑と反発。そして反駁。作家が自ら言葉を用いる事とそれを他者が強いる事は自ずから異なる。 そして作家の言葉に思考の糸口以上の何かを求めるのはお門違いと言うもの…

そして 何時か 忘れられ 失われる であろう 何か 或いは 忘れられる 事で 別の 何かに なる かも知れない 何か

誰が撮ったのだろう。手前には焼け跡の残骸が残り、彼方に小学校の校舎らしきものが見える。 時間帯はいつなのだろう。曇り空なのだろう、陰もなく光もないフラットな風景だ。 火は本願寺の向こうから起こり、やがて頭上にも焼夷弾が落ちてくる。笛を吹くよ…

誰ぞ彼

「ここら辺は、昔は家なんて全然なかったんだぁ」 「元々はなぁんもない葦原で、昔は港があっちの河の所にあるくらいで」 「俺が子供の頃なんて女郎屋があるくれぇだったんだ、ほれ、あそこに見えるアパートん所だっけかなぁ」 「んで、三十年ごろだっけかな…

photographers' gallery press no. 11 「写真とカタストロフィ」

photographers' gallery press no. 11 「写真とカタストロフィ」関東大震災の知られざる写真帖を3点 忠実に収録。非常に見ごたえあり。 倉石信乃さんの「ピクチャーへ 災厄写真考」 前半の押さえた記述と後半との破調。 それが反って胸を突く。 PGは良い仕事…

大川端 

逢魔時