SIGN of・・・・

「写真」と「言葉」に関して、周囲でいくつか小さなさざ波が立った。
主に作家側からの懐疑と反発。そして反駁。

作家が自ら言葉を用いる事とそれを他者が強いる事は自ずから異なる。
そして作家の言葉に思考の糸口以上の何かを求めるのはお門違いと言うものだろう。

「作品」(カギ括弧付き)を言語化するのは、あくまでも言葉を生業とする者の仕事であり
作家にそれを求めるのは責任放棄のように思われる。

仮に言語化が困難であるならば自らの語彙とレトリックの不足をこそ反省すべきではないか。

自らの手持ちの語彙では余るものに何かの兆しを見出す事こそが、言葉を生業とする者の喜びであろうに。

以上 意味不明なるモノローグ。