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午前、群馬県立近代美術館にて
「平川典俊 木漏れ日の向こうに」

Textと「作品」と「展示」
或いは文脈
「アート」と言う
(カギ括弧付き)


新作のインスタレーション「木漏れ日の向こうに」
極めて性的な と言うか
ルームランナーを漕ぐ事で
はじめて映像が動き出すと云うのは
擬似的な性行為
漕ぎ方で映像の動きが左右されるのか
漕ぐ強度?時間?タイミング?
(仕掛けが非常に凝っていて、面白かった)

FROSTBITE などは まるで「写真時代」の引用か。

ところで、どの作品にも通底している「性」について
気になった。
その扱い方 特に女性の。
ある種の紋切り型とも云える。

女性から見てどのように感じられるのだろうか。
それもまた「作家」の意図した範疇なのではあろうけれど。

時として必要以上に晦渋なTextは作家の仕込んだ罠のようにも思えた。

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この展示、確かに巡回は難しいかもなぁ・・・面白いのにもったいない。