2011 11 04 快晴 斜光 匂い 海風

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5月初めに気がついたが、門脇のヘドロには白いものが混じっていた。
製紙工場から流れたパルプだった。
真っ黒ではなかった。

「そのパルプのお陰か、ここら辺、ヘドロの匂いだけは少ないのよ」
すれ違った墓参帰りの老婦人はそう言って小さく笑った。

地盤沈下で所々、水が残った場所には未だ海水の腐った匂いが残っていた。


そのすぐ先に海がある。