2009-01-01から1年間の記事一覧

曇り空

曇り空

初見

その場所を再度訪れる事が必ずしも良いとは限らない。 多くの場合。とは言うものの、やはり再訪したい場所はある。何が見えるのか 或いは見えないのか。当てのない 形をとらない欲望なのだろうか。

向こうには

何かがあるのかと言えば 別に何も強いて言えば そこが囲われているからか 視線は決してクリアではありえない

無題

通るたびに何となく撮ってしまう場所が幾つかある。一度 きっちり撮ろうと思いながら それが何故か躊躇われてしまう。

無題

そこが何処なのか

ポンと差し出された写真に特にキャプションもなく 或いは場所を明示するなにものもない 差し出されたままに ご覧下さい コレハ写真デアリ 写真以上ノ何物デモアリマセン 何処デアルカ具体的ナ地名ハ 妨ゲニナリマスと言う事かけれど作家の意図に反して、あぁ…

無題

「そこはかとなく」 などと書くことで 観る者を誘導出来るのだろうか。選んだ絵柄自体が まぁ お定まりの文体でもあるのだけれど。

FLY WITH ME

曇り空が続く。頭の上から「一緒に飛べ」と言われてもまぁチョッと困る飛んだら落ちるぞと 言うか飛べって どう言う意味だ?

駅前

某所での噛み合わなかった話 (ですから意味が判らんと思いますが)所謂「写真のインデックス性」とやらを持って 「全ての写真は記録である」とか言ってしまうけどだから何がどうした?なのですね。そのこと自体は否定しないけれど、「それで?」と言う事な…

通過者でしかなく

別カットとプラカードのコントラスト処理画像様々な情景があったのでした。

無題

何だか 広くて 寄る辺ない気分になったそれでも 写真など 撮るのだった

無題

曇り空だった

ある日

動き回った一日 なんともとりとめない一日

無意識な写真

ある雑誌を読んでいたら「無意識の写真」と云う言葉に出会った。 そう云う言い方が一般的なものかは知らないけれど、言い得て妙だ。 「確かに」と思う。 もっとも、無意識と見せて実は仕込みという事も当然あるだろうけれど。「男脳と女脳」とやらをNHKで放…

手からはみ出す

特に意図した訳でもないのに 結果的に記録とやらの側面を持ってしまう。 当たり前と云えばそうなのだけれど。時に 失われることを見越したかのように。

晴れた一日

特にあてもなく歩くと海に出た風が強い

美しい街

仮に全てにおいて客観的で公平な視点などと云うものがあり得たならば それは神しかいないだろう そして同時にidiot savantであるに違いない。

何でもない場所 郊外

そこは島なのかも知れない

運河

運河の水は動かない時々 魚がはねる 遠くで金槌の音がするすでに流れない水 橋の傍には水神様の祠があった

眠そうな水

いつの間にか橋は架け替えられていた遠くに見えた水門に近づくと 水面は眠たそうだった

無題

無題

隅田川

青テントの並ぶ川沿いを歩く遠くから運動会の応援が聞こえた

田子の浦

曇り空の港を見下ろす公園何もない場所だが何故か観光バスが立ち寄った客は皆 退屈そうだった

小名木川

日暮れ時 川沿いの遊歩道を歩くぼんやりと眺めていると廊下の明かりが一斉に灯った

千鳥が淵

旧近衛師団司令部から千鳥が淵を見下ろす土手を歩く土手上には対空機銃の台座らしき構造物が残されている

千鳥が淵

戦没者墓苑を出て堀に沿って歩く向こうに靖国の鳥居が見える