柏崎市宮川 



日本海に面した海岸段丘と海との間を北国街道が通っている。

鳥居の先、お堂の前には小さな水場がある。
背後の段丘から染み出た水だろう。
元々は水神が祀られていたのだろうか。
お堂には不動明王と摩滅した地蔵、小さな石の祠が納めてあった。

そんなお堂の壁に張り紙があった。
「ハルマゲドンは悪を終わらせる神の戦である 〇〇○雄」云々。

どうやら四国在住の方で、地球上の地名は全て日本語が起源で13000年の歴史があるそうだ。

何故無名の方のビラがこの場所の小さな祠に張ってあるのか。
ご本人が何かの折に訪れたのだろうか。
それとも近くの集落にシンパの人がいるのか。

いずれにせよ、いささか古びた張り紙は地元の人に剥がされもせず多分今もそこにある。