メモ 端っこ 先っぽ   敦賀市白木




日本海に突き出た半島の先っぽに行ってきた。
もんじゅ建設に伴い白木トンネルが出来るまでは
陸路は峠越えの山道だけの小さな集落だ。
今でもバスは一日3本。
ロケーション自体は何とはなしに吉村昭の破船を連想させる。










平地は少なく、今でも戸数は数十戸ほどだろうか。
しかしこの集落の社、白木神社は式内社
つまり10世紀前半にすでに官社だった。
小ぢんまりしているが手入れの行き届いた社殿と境内だった。
石造りの鳥居は文政、社名を刻んだ石柱は明治32年のものだった。
別に交付金で建てられたものではない。








白木は新羅
敦賀も元は渡来人の角鹿から来ていて、地域は越の国。
海からは様々な寄りものや神や人がやって来る。
半島の陸路の端っこは  アンテナの先っぽでもあろうか。


今でも 白骨遺体を載せた木造船や 或いは「不審船」がやって来る。



そして
いつか
















「事実上のミサイル」とやらもくるのだろうか。