メモ 


ほんの数時間、10キロ程度歩いただけだが綿津見神社、山津見神社以外にも幾つも由緒不明の社があった。何故かその内二つは八坂神社だった。八坂神社と言うと明治の神仏分離までの祇園社で祭神は牛頭天王綿津見神社の祭神の一人に玉依姫がいる。牛頭天王の后は竜宮の王の娘。やはり海との関わりは濃厚だ。一方でやはり牛頭天王=牛。時間切れで未見の八坂神社の参道脇の石碑には撫牛とも併記してあった。使役牛の生産との関係は濃厚。旧相馬藩草野郷は荷駄用馬の産地だったようだが、立派な庚申塚は見かけたが馬頭観音は見かけなかった。少し不思議。(祇園社も庚申塚も牛頭天王蘇民伝説も疫病除けと言う点も気になる)太平洋岸のあちこちに残る浜下り神事と合わせてもう少し時間をかけて歩きたくなった。